食事を"仕組み"にすると、チームの何が変わるのか?

食事を"仕組み"にすると、チームの何が変わるのか?

食事は、選手個人に任せている。今は、それより優先すべきことがある――多くのチームが、そう考えている。だが、テイ・エス テック硬式野球部は、食事から変える道を選んだ。

食事を「個人まかせ」から「チームの仕組み」に変えたとき、最初に動いたのは体つきではなかった。変わったのは、時間・再現性・文化の3つだ。順に見ていく。

「食事は後回し」――そう思っていた

現場は、長期的に効くものより、すぐに結果が出るものに目が向きやすい。食事が大事だと分かっていても、「今は打率や走力の強化が先だ」と考え、着手しやすいことから手をつける――そんなチームは少なくない。

だが現実には、選手は毎日、自炊・献立・買い物・調理に時間を奪われていた。その時間が、栄養設計された食事が届く仕組みに置き換わる。荒木裕也選手/コーチは、こう振り返る。

「以前は自炊のため、練習を早めに切り上げる必要がありました。導入後は献立を考える時間が不要になり、練習時間が体感で約1時間延びた」

一人暮らしの選手ほど、その効果は大きい。山崎駿選手も続ける。

「練習が長く、帰宅も遅い。温めるだけで食べられて助かっています」

変わったのは、時間の使い方だ。食事の仕組み化は、そのまま"競技時間への投資"になる。1日約1時間 × 人数 × 日数が、練習量として積み上がっていく。

 

個人まかせでは、チームで揃わない

次に浮かぶ疑問は、こうだ。「意識の高い選手だけが良くなって、チーム全体では揃わないのでは? 管理も大変では?」

ここで効くのが、届く食事の栄養設計だ。意識の差に関係なく、同じ栄養が全員に行き渡る。三口英斗選手は、その変化をこう語る。


「以前は好きなものばかりで、魚や野菜が不足しがちでした。今は摂取する栄養の種類が、格段に増えた」

テイ・エス テックでは、その栄養面を"感覚"ではなく数値で把握している。大野大輝トレーナーは言う。

「体組成の測定で、栄養の基準値を下回る選手が一人もいない状態を維持できています。メニューを把握でき、管理も効率的になった」

管理する側の負担も、大きく変わった。小川美優マネージャーは、こう振り返る。

「以前は選手の食事写真を送ってもらって管理していました。導入後は、その手間がなくなった」

変わったのは、チームの"揃い方"と管理の手間だ。全員が栄養基準値を満たす土台ができ、属人的な管理から解放される。新しく入った選手も、同じ基準からスタートできる。

 

続かなければ意味がない

最後の疑問は、これだ。「導入しても、続くのか? 選手は食に前向きになるのか?」

続くかどうかを分けるのは、手軽さと飽きのなさだ。レンジ調理の手軽さと、メニューの多様さが、自炊の不安を消していく。熊谷尚也選手は言う。


「社会人になり、自炊への不安がありました。その心配が解消し、栄養についても自分で調べる習慣がつきました」

青木颯汰選手も、続けやすさを実感している。

「同じものばかりだった食事が、いろんな種類のメニューを楽しめるようになりました」

食の質が上がると、選手の関心そのものが動く。そして監督は、食事をチーム戦略の土台に位置づけている。山田倫久監督は、こう言い切る。

「体づくりが技術に占める割合は、下手したら90%くらい。食は、技術力の土台だと確信しています」

変わったのは、続ける力と、選手の意識・文化だ。細かく指導しなくても、選手が自ら学び、動く。自走する文化が生まれている。

 

食を仕組みにすると、チームは何を得るのか

テイ・エス テック硬式野球部で変わったのは、①時間(練習時間が増える)②再現性と管理(全員が揃い、管理が軽くなる)③定着と文化(続き、選手が自走する)――この3つだ。

これはチームにとって、「個人まかせの運まかせ」から「勝てる準備を全員で標準装備する」への転換を意味する。

才能は、簡単には真似できない。だが、毎日の食事を整える"準備"は、どのチームでも今日から始められる。食の見直しは、最も取り組みやすく、最も見落とされがちな「チームの伸びしろ」かもしれない。その選択肢のひとつが、FAM BOXによる食事の仕組み化だ。

(※選手・監督・スタッフの発言は本人の体験・実感に基づくものです。特定の健康効果や疾病の予防・治療を示すものではありません)


▼ テイ・エス テック硬式野球部
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